大島に3億円。亀山モノレールと旧中学校活用【6月議会報告③】

気仙沼市議会6月定例会の報告第3弾です。今回は予算3億円を投じる大島の新たな取り組みをお伝えします。

【亀山山頂の魅力向上に1.3億円】

最初に紹介するのは亀山魅力向上です。モノレール整備に合わせて1億3千万円を予算化し、駐車場の拡幅(50台程度)を行うほか、山頂園地施設(テラス・遊歩道・階段など)と駐車場トイレの設計を進めます。

山頂の魅力向上へ向けて、テラスや天空ブランコの事例を視察してきたそうです。山頂の施設整備は令和6年度以降を予定しています。

【モノレール開業は令和7年度。中間駅は整理必要】

モノレールの開業は令和7年度に遅れています。トーニチコンサルテントが設計を請け負っており、今年10月には工事公告を予定。すでに地質調査が完了し、ルートは最終調整中です。

モノレールの運営は指定管理を想定していますが、レストハウスは分割する可能性もあります。

菅原市長は「視察を踏まえ必要な施設や既存施設の活用について整理が必要との認識に至り、整理でき次第、実施設計を加速したい。必要な施設とは、乗り場・降りるところ、既存施設というのは、2つのレストハウス。作ると言った中間駅について整理が必要との認識に至り、整理出来次第、実施設計を加速させる」「(モノレールとレストハウス等の)全体の収益がどうなるかで判断することになる」「中間駅が必要かどうか、レストハウスをどうするか考えなければならない」と答弁しました。

適正なタイミングで議会や市民に内容を知らせるとのことですが、早期の説明を求めました。

※気仙沼観光推進機構令和5年度事業方針説明会資料

【旧大島中学校は公民館とサテライトオフィスに】

令和4年度で閉校した大島中学校の校舎は、1階(993㎡)を大島公民館と大島出張所、2階(1011㎡)をサテライトオフィス拠点にします。

大島公民館の整備予算は7961万円、サテライトオフィスは工事費、誘致支援業務委託、入居企業のオフィス整備支援(1社100万円)で計9264万円を予算化しました。

・オフィスは基本的にIT系だが、サテライトオフィスなのでITに限らずモノづくりの会社でもいいそうです。

校庭の一部を舗装して、公民館とオフィス分合わせて約80台の駐車場にします。また、体育館のトイレ洋式化と多目的トイレ整備などは避難所の環境整備として約1000万円を予算化しました。3階の活用方法は今後検討します。

 

 

 

 

 

 

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