気仙沼市議会2月定例会の報告第5弾は、産業関係のポイントをお伝えします。
■徳仙丈に「森の音楽堂」整備
・火災で焼失した森林文化センターを「森の音楽堂」として再建する
・費用は9874万円。損害共済金や森林環境譲与税などを充てる
・令和8年度内に完成し、9年度から使用する予定。担当は農林課
・建物は鉄骨入りの木造平屋で延べ床面積は153㎡。ステージの両側に控室と倉庫がある
・同じく焼失した市民の森の施設は、音楽堂が完成した後に本格的な検討を始める
■大島亀山園地の指定管理は気仙沼産業センター
・モノレールを主体とした亀山園地は、令和8年4月から5年間、「海の市」を運営する(株)気仙沼産業センター=第三セクター=が指定管理者となる
・正社員6人によるシフト制の運営を基本とし、管理運営全体の統括責任者を配置する
・令和8年度の指定管理料は5507万円。乗車料金は市の収入になる「使用料金制」とする。収益施設の位置づけだが、安定経営のための判断である
・カフェ事業は指定管理者の独自収支で、指定管理料は充当されない
・気仙沼産業センターは全役員が無報酬であり、常勤役員の配置や役員報酬は検討の必要性も含めて中長期的な課題と位置付けたい
・令和8年度予算には亀山魅力向上事業として7432万円を計上。フォトスポット整備やサイン設置などを行う
・亀山テラス開業時誘客事業2080万円では、おかえりモネファンイベントを8月に予定。放送当時はコロナ禍で叶わなかった交流イベントとして、出演者トークショー、サウンドトラックコンサートを市民会館で予定
・開業時の渋滞対策として、指定管理で警備員2人×100日分の費用を含めている。待ち時間や駐車場満車などの情報をウエルカム・ターミナルや大島大橋付近で確認できたり、公式サイトで分かったりできるようにする
・大島ウエルカム・ターミナルは事業者を募集中だが、通年での採算性が課題。トライアルでの再開を検討している
■魚市場の減免基準を設定
・経営が厳しい気仙沼漁協に対する支援策として魚市場施設使用料を減免する
・支援期間は令和6年度から10年度までの5年間
・過去10年間の平均をもとに水揚げ額170億円(税抜き)を基準にし、基準を下回った場合は最大40%減免する
・150億円の場合は17.33%の減免となる(7500万円から1300万円減額)
■物価高騰対策に3.2億円追加。カツオ不漁に伴う支援も
・物価高騰対応の臨時交付金を活用し、令和7年度補正予算で計9.7億円の支援を行う
・6.5億円分は12月定例会で予算措置しており、2月定例会では3.2億円を追加した
・追加したのは県が運営するアプリで取得できる「みやぎポイント」5000円分を19歳以上の全市民分(12月は6割分)を予算化し、ポイントだけでなく現金での給付も選べるようにした
・ポイントは3月末までの申請で、その申請者と重複しないように確認するため、現金給付は6月ごろからの通知開始、7月ごろからの支給開始の予定
・住宅リフォーム促進支援補助金は2000万円を用意。30万円以上のリフォームに対して一律10万円を補助する。申請受付は5月ごろの予定で、申請多数の場合は抽選で決める
・事業者支援として水道料金の3か月間減免、高圧電力の電気料金支援、カツオ不漁に伴う関連事業者の支援(支援金給付や信用保証料補助、利子補給)
■ファンクラブで関係人口創出・拡大へ
・関係人口を創出拡大するため、専用サイトを構築。イベント参加などで宿泊クーポンをもらえる制度を用意する(事業費2522万円)
・内湾のユワエル(結)内にあるバスケットコートを改修して窓口にする
・専用サイトに掲載する案件の準備を進めている。プログラムは夏ごろから動き出す
・コーディネーターは募集中
【移住政策】
・空き家バンク登録物件をシェアハウスとして改修する場合、1/2(上限500万円)を補助
・地域おこし協力隊は12事業で19人が活動予定







