一般質問は防災と子育てをテーマに【2月定例会】

気仙沼市議会の2月定例会が始まりました。

新型コロナ対策をはじめとする予算案などが提案されています。詳しくは気仙沼市の記者会見資料をご覧ください。令和4年度当初予算は市長選前の骨格予算と思っていましたが、総合計画に基づいた本格的な内容となっています。

一般質問は下記の内容で通告しました。今のところ3月3日午前の予定です。

任期中の最後の質問ですので、これまでの答弁のうち実現していないものを再度取り上げます。少子化は深刻度を増しているので、保育施設再編などへの影響をしっかり議論したいです。

 

質問の要旨 表題 具体的内容
 

1.震災11年に向けた復興と防災の課題について

 

(1)気仙沼魚市場背後地の防潮堤にある陸閘閉鎖について、10月上旬を目途に運用開始の予定という答弁でしたが、時間差閉鎖を含めてその後の状況を説明してください。また、1月のトンガ沖の火山噴火に伴う津波注意報によって、県が管理する朝日町の陸閘が閉鎖されましたが、市民に対して事前に運用開始のPRが不足していませんでしたか

 

(2)市管理の防潮堤に導入したフラップゲート式の陸閘について、視察スポットを用意するなど、その効果を市としても積極的にPRすることで、震災の教訓を伝えるとともに、地元鉄工業界を活性化していくことが期待されます。市としての取り組み、支援策の可能性を伺います

 

(3)災害危険区域内で再建した事業所の津波避難に対する現状調査について、令和3年度のできるだけ早い時期に実施するとの答弁がありましたが、その後の対応を説明してください。また、平成27年に東京大学と契約締結した震災犠牲者の行動分析に関する共同研究について、研究結果と公表時期を説明してください

 

(4)災害危険区域内で市が買い上げた移転元地について、復興が落ち着いた段階で売却を積極的に進めることにしていましたが、今後の対応について説明を求めます。また、譲渡及び一時貸付について、申請状況、利用方法や分布傾向を伺います

 

 

.面瀬公民館の新築について

 

(1)2月7日に大島地区振興協議会等が大島公民館の建設を要望した際、現施設が手狭な面瀬公民館を優先する考えを伝えたと新聞報道にありました。面瀬公民館建設のスケジュールについて、あらためて市の考えを伺います

 

(2)今後の公民館の建替えと多機能化、まちづくりセンター化に関する市全体の考えを伺います

 

 

3.超少子化時代の政策について

 

(1)民間幼稚園の認定こども園化に合わせて、令和5年3月で岩月保育所、令和6年3月で松岩保育所を閉所する市の考えが明らかになりました。一方、こども園化は1年遅れて令和6年4月になるとの報告もありました。市として、この影響をどのようにとらえていますか

 

(2)気仙沼市就学前児童の教育・保育施設連絡会議は「官民一体となって子育て支援を高めていく場として会議の在り方を研究する」と1年前に答弁していますが、研究成果と令和3年度の開催状況を説明してください

 

(3)児童福祉等再編整備計画の見直しについては、事業者と意見交換を重ねながら判断するとの考えが示されていましたが、その後の状況を伺います。この計画で令和5年度までに検討するとしていた新月保育所と階上保育所の移転整備、月立保育所と波路上保育所の閉所、そして唐桑保育所の認定こども園化について検討状況と見通しを示してください

 

(4)小・中学校の35人学級化を気仙沼市が独自に進めることに難色を示してきましたが、栗原市では25人学級化に取り組み始めました。あらためて気仙沼市の考えを伺います

 

(5)令和3年の年間出生数、合計特殊出生率に対して市の所感を伺います

 

Leave a Comment

Your email address will not be published. Required fields are marked *

CAPTCHA


*