気仙沼向洋高校の新校舎建設説明会

気仙沼向洋高校の校舎復旧は以前にも紹介しましたが、15日夜に説明会がありましたので報告します。造成工事は11月中旬以降にスタートする見込みで、校舎は平成30年4月から使用します。

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平面図の通りに校舎(4F)、実習棟(2F)、校庭を配置します。駐車場は100台分用意し、野球場の北側にも臨時で70台駐車できるスペースを確保しました。

■開校は30年4月

スケジュールは当初の計画より1年半ほど遅れていますが、造成工事を分割発注するなどして完成時期が遅れないように工夫しました。

基本的には高い土地を削って、低い土地に盛る工事になります。不足する土砂2万㎥は、片浜地区のストックヤードから運び入れます。ダンプは片浜地区から国道45号を通り、クリエみうら前の交差点から右折し、土砂を下ろした後、正門予定地付近から国道に戻るルートを想定しています。

■課題は通学路整備

校舎は実施設計を進め、28年度中ごろの着工を予定しています。説明会に出席した住民との質疑から、体育館を地域の避難所として開放するように設計したこと、周辺の通学路整備は気仙沼市と調整していくことが分かりました。

学校側から下記の通り教育目標の説明もありました。

①技術革新時代に対応できる専門知識・技術の習得

②地域の復興・発展に貢献できる人材の育成

③地域との連携による教育活動の推進(産学コラボレーション)

④志教育推進による人間力の向上

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