宮城県教育委員会が、27年度高校入試の予備調査(進学希望校調査)を発表しました。少子化が影響し、本吉地区は5校合わせて760人の定員に670人が入学の意向にとどまりました。統合方針の決定によって心配された気仙沼西高は120人に対して111人とまずまずの人気です。
少子化の影響が顕著だったのは、本吉響(120人に87人)、そして仮設校舎ながら人気校だった気仙沼向洋で3学科とも定員割れでした。気仙沼高が唯一、定員をオーバーしました。
きょうはちょうど、気仙沼西と気仙沼の統合(30年4月)に向けた話し合いも行われました。県教委によると、本吉地区の中学卒業予定者は26年度で821人ですが、27年度には752人、28年度に721人、29年度に720人、30年度に693人、31年度に622人の見込みです。昨年度の出生数が400人程度という数字から考えると、これから先の高校再編は避けては通れません。最後に残るであろう気仙沼高校の役割を全市的に考えましょう。
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