市政懇談会で分かった19のこと【気仙沼市】

気仙沼市の市政懇談会のまとめです。

菅原茂長が出席して市民と意見交換する市政懇談会は、10月5日から11月28日まで9会場で開催されました。

今回も市の説明は、市全体で伝えたいこと、各地区から出された課題への回答で構成していました。市道整備の要望については、平成32年度までに策定予定の新たな市道整備計画の中で検討するとの回答が繰り返されました。

 

全会場で説明と議論を聞き、注目のポイントとして19項目をまとめましたのでご報告します。

 


【階上】子どもの遊び場に市有地貸付を検討

・お伊勢浜海水浴場は平成32年度の再開を目標とする。30~31年度に養浜工事を実施(下図は養浜工事後のイメージ

・市が買い取った被災宅地は要望があった場合は貸付・譲渡に個別対応しているが、「平成32年度以降を目途に売却等を視野に利活用を検討」と説明

・子どもの遊び場・居場所づくりに市有地の貸与を要望したことに対し、「復興事業の進捗を見据えながら、安全性、有効活用を考慮したうえで未利用市有地の貸し付けを検討」と回答

・冠水が問題となっている最知地区の国道45号は、市による水路改修を平成31~32年度に実施した後、国によるかさ上げ工事が着手する予定


【面瀬】新保育施設は公民館近接地を基本に

・面瀬公民館の新築は「被災した公民館の再建及び新月公民館の後とし、他の公民館と併せて検討」と回答

・新しい保育施設は「面瀬公民館の近接地を基本として早期に推進」と回答


【松岩】片浜の県道の冠水対策は32年度までに

・松岩駅前の県道の冠水対策は、都市下水路の吐き口が平成31年度に完成する予定。さらに新たな雨水ポンプを駅近くに32年度までに整備する


【鹿折】特養ホームの待機者1607人

・市内の特別養護老人ホームの入所希望者は9月1日現在で1607人(重複・他施設入所者含む)。このうち在宅の希望者162人の解消を目指し、平成32年度まで施設整備を行う計画だが、介護人材不足で計画達成は厳しい状況にある

・気仙沼大川と鹿折川は、千年に一度の降雨を想定した洪水浸水想定区域図を県が平成31年5月までに作成する

・鹿折の市営墓地の清掃や草刈りは、地元へ有料での業務委託を考えている


【新月】市営球場のナイター設備を検討

・新月公民館は新月中学校の校地内へ新築移転する。完成は平成32年度。木造平屋600㎡で体育館機能は新月中学校体育館を利用する案を示したが、住民から別に建設するように求められ、菅原市長は「全体的には公民館に軽運動場をつくる方向。なぜ必要か話し合いたい」と見直す方針を示す

・市営球場のナイター設備はスコアボード改修も含めて検討しており、費用と財源を見て判断するが、菅原市長は「やるなら(仮設住宅撤去に合わせて復旧する)今回。どこまで自腹を切るか決断することになる」と説明


【大島】架橋に伴う各スケジュールを説明

・大島の大橋開通までのスケジュール(下表)を示す。公衆トイレは20カ所に計113人分、公的駐車場は11カ所に計726台分を用意する


【唐桑】33年度まで認可保育所を整備する方針示す

・児童福祉施設再編計画に盛り込んでいた唐桑地区の低年齢児保育施設は、0~5歳を受け入れる認可保育所で検討中。平成31年度の事業化、33年度の開所に向けて唐桑町まちづくり協議会と話し合っている。建設場所はニーズ調査で燦さん館、唐桑総合支所の周辺を望む回答が多かったことを踏まえ、利便性や他の施設との配置バランスを考慮して決定する


【気仙沼】自治会所有の集会施設へ管理経費補助を検討

・平成32年度までに再建する中央公民館は生涯学習とまちづくりの拠点として整備し、体育館機能を備える予定

・市有集会施設の管理方法の統一に合わせ、自治会等が所有する集会施設の管理経費に対する補助を検討


【本吉】学校統合第三段階で再検討の可能性示す

・ボランティアで回収した海岸ゴミについて、指定袋に入れた缶、ビン、燃やせるゴミは市が収集する考えを示す。漁具、浮き玉、タイヤなどの産業廃棄物系の回収は県と協議する

・移転新築する道の駅「大谷海岸」は本吉地域以外からも直売組合の組合員を募集し、商品の種類と数量の充実に努める

・大谷中学校を階上中学校へ統合する計画について、住民から「時期尚早」との指摘があり、市教委は「再編計画で見直しをうたっているので再検討することもできる」旨の説明をした。(市教委に事後確認したところ、平成28年5月に策定した見直し計画の中で、「第三段階については必要な場合は再検討する」との文言があることを説明したという)。また、教育部長は「第一、第二段階で進め方について多くのことを学んだ。スタート段階から大事にしていきたい。計画を押し付ける姿勢は地域の反発を招く。話し合いながら進めることを基本とする」と答えた

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