一般質問を通告しました【気仙沼市議会9月定例会】

気仙沼市議会の9月定例会が9月7日にスタートしました。一般質問は25~27日に15人が行う予定で、私も通告しました。

私の一般質問では、予算編成の在り方、公園整備、保育所再編について取り上げます。なお、今回は会派「未来」の仲間全員が一般質問します。

一般質問の通告書 (一問一答方式)
 

1.予算編成と事業評価について

 

 

 

(1) 気仙沼市の新年度予算編成は例年、10月に編成方針と予算要求要領を各部課に通知し、市議会2月定例会へ予算案を提出する準備を進めてきました。これから新年度の予算編成がスタートしますが、平成31年度は復興の完遂に向けて重要な1年となり、予算編成においても「選択と集中」が一層求められることから、次の4点について市の考えを伺います。

 

① 平成30年度の予算編成方針では、「限られた財源を有効に利用するため、通常事業について『選択と集中』を徹底する」などとし、施設の統廃合や民間譲渡・廃止解体の検討も進めることを各部課に求めました。しかし、『選択』も『集中』も職員と市民の理解がなければ進められません。行政と市民が思いを共有するため、『選択と集中』に対する基本的な考え方を示してください。また、予算編成に反映された成果を伺います。

 

② この予算編成方針に基づいた平成30年度予算要求要領では、政策的経費について、「事業の必要性や効果、優先度を厳密に判断したうえで要求すること」「特に同一事業を長期(5年以上)にわたり実施している場合、事業内容の見直しや終期設定を検討すること」「新規事業の要求にあたっては、既存事業の廃止、見直しを併せて検討すること」などを指示しました。この指示を受けて終期が設定されたり、既存事業を廃止したりした事例を示してください。また、検討内容をチェックする方法について伺います。

 

③ 現状の仕組みでは、事業の優先度、終期設定、廃止や見直しは事業の担当部課が行うことになっています。しかし、今後の人口減少や財政状況を考えると、より一層の事業の見直しや廃止が避けられません。さらに、復興完遂にマンパワーを集中するため、既存事業の整理も求められています。

そこで早期導入が必要なのが「事業評価の仕組み」です。第一次行政改革推進プログラムでも「事業仕分け」と「行政評価」の導入を目指しましたが、復興を優先させるために本格的な導入には至りませんでした。先進自治体の例をみると、事業評価は事業の成果を明らかにし、見直しや改善につなげることを目的としており、目標、事業内容、経費のほか、達成度、市関与の必要性、見直しの余地、改善を含めた今後の方向性などを整理するものです。外部評価を行ったり、結果を公表したりすることで、優先度などを決めた理由を市民と共有し、公平公正でより効果的な改善につなげている自治体もあります。

気仙沼市では復興計画や地方創生総合戦略の主要事業において、目標を設定して評価・公表を行っていますが、改善や見直しの視点が欠けています。第二次総合計画でも事業評価の導入を目指していることから、まずは地方創生総合戦略の事業評価の内容を充実させたうえで、既存事業へ適用拡大することが現実的と私は考えます。事業評価について市の検討状況と今後の対応を伺います。

 

④ 第二次総合計画では、行政改革を市民の自治意識涵養につなげるため、「市の政策形成過程において、市民と職員が共に学び、議論し、決定していく場を積極的に設けます」としています。この方針は、予算編成においても適用されるのでしょうか。市の考えを伺います。また、本年度に策定する方針の行政改革推進にかかる基本計画の策定スケジュールを示してください。

 

 

2.復興市民広場と公園マネジメントについて

 

 

 

(1) 復興は仕上げの時期に入っています。そこで議論しておきたいのが、平成28年9月定例会の一般質問で取り上げた「公園の在り方」についてです。既存の公園の復旧、空き校舎の校庭とは別に、復興事業によって約60カ所に計18万㎡の公園や広場が整備されるという説明でした。気仙沼市営野球場のグラウンド部分が約1万2000㎡ですので、その15面分になります。新たな公園や広場が市民に活用されるとともに、地域の活性化につなげるため、次の5点について市の考えを伺います。

 

① たくさんある公園の活用には、それぞれ役割や機能を明確化するため、戦略的な計画が必要だということを2年前に議論しました。菅原市長は「復興後半ならではの大きな課題」と答弁しました。復興は後半の仕上げに入っており、課題への対応策を示してください。

 

②公園も「管理」から「運営」の時代となりました。増加する公園の効率的な維持管理ともに、利活用してもらうための仕組みづくりが求められています。例えば、千葉市が地域と協働で公園を運営していくため、清掃費用に加えてイベントの費用も支援していたり、東京都東大和市のように公園の課題と市民ニーズを整理したうえで親水公園や魅力的な遊具のある公園づくり、花のある公園や冒険遊びができる公園のづくりに取り組んでいたりと、パークマネジメントの考えで公園の積極的な活用に取り組む自治体が増えています。市長と一緒に視察しました米国ポートランドでも公園の重要性を学んできました。気仙沼市も公園整備の段階からパークマネジメントの発想を取り入れる考えはありませんか。

 

③ 南気仙沼地区に計画している復興市民広場(約5万㎡)について、市が設置した「運動施設の在り方検討委員会」は28年3月にまとめた提言書で、サッカーとラグビーのメイン施設、パークゴルフ場とすることを提言しました。その提言について、28年9月の一般質問に齋藤教育長が「28年度に策定予定の市スポーツ推進計画の提言内容も反映させ、提言の主旨が生かされるように市民の意見を聞きながら対応していく」と答弁しました。先日の東日本大震災調査特別委員会でパークゴルフのコースについては整備しない方針が示されましたが、復興市民広場の用途や設計、スポーツ団体に期待されている芝生化について今後の検討方法やスケジュールを示してください。また、スポーツ以外の活用について、市民の意見を聞く方法について伺います。

 

④ 暮しを豊かにする公園や広場の整備は、市民が楽しみにしている復興事業です。鹿折地区の土地区画整理地域内に整備された公園には、バスケットボールのミニコート、ホヤぼーやの花壇などユニークのアイデアも取り入れられました。今後、具体的な設計が行われる公園や広場にも、市民の意見やアイデアを反映させることが大切です。公園や広場という参加しやすいテーマは、市民が主役のまちづくりを目指す気仙沼の本領を発揮する場面だからです。

子育て中の母親からは、「もっと利用しやすい公園にするためには、利用する人たちの意見を聞いてほしい」「どんな公園ができるのか情報発信が足りない」という指摘もありました。完成後の維持管理には市民の協力が欠かせません。公園や広場の検討段階からの市民参加、情報発信に力を入れることで、市民のワクワク感も高まります。市民参加、情報発信について市の考えを伺います。

 

⑤ 旧気仙沼西高校の校庭について、陸上競技場を求める意見に対して「施設のレベルや財源の可能性を探っている」との説明でしたが、校舎を含めて今後の利活用を宮城県とどのように調整していくのか伺います。

 

 

3.保育所再編計画の見直しについて

 

 

 

(1) 6月定例会の一般質問において、児童福祉施設等再編整備計画において認定こども園を計画している面瀬地区、0~2歳児の受け入れ態勢整備を計画している唐桑地区の準備の遅れを指摘したところ、菅原市長は「具体的な施設整備の方向性を検討のうえ、8月中には地域の方々と意見交換する場を設ける」と答弁しました。しかし、その約束は守られませんでしたので、その理由と今後の見通しなど次の2点について伺います。

 

① 元々は平成30年度のできるだけ早い時期に整備方針をまとめることにしていたのが遅れて、8月中に具体的な方針を示して意見交換することになっていました。再び遅れることになった理由と、その改善策を示してください。

 

② 10月には新年度の予算編成作業が本格的にスタートしますが、「特に整備を急ぐ」としていた面瀬地区と唐桑地区の保育施設について施設整備の方針が遅れたことにより、平成31年度の当初予算に間に合わないことが危惧されます。計画全体の見直しを含めた今後のスケジュールを示してください。また、少子化対策としての児童福祉施設再編整備について市の認識をあらためて示してください。

 

 

 

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