気仙沼市長・市議会議員選挙は5日目に入りました。今回は元気で即戦力になってくれそうな新人が多く、早くも新しい議会に期待が膨らみます。
そこで、最重要課題である人口減少に関するデータを紹介します。
■2050年に人口は3.2万人へ。労働人口は30年間で6割減
最初に確認したいのは、将来のことです。すでに人口減少の影響が各分野で見え始めていますが、これから深刻化していきます。
ポイントは人数だけでなく、年代バランスです。
2020年の人口は6.1万人でしたが、このペースが続くと2050年には3.2万人に半減すると推計されています。右の表で分かるように、30年間で0-14歳は1/3に、15-64歳は4割に減り、65-74歳も約半分になります。
現在でも保育施設や学校の再編が進んでいますが、さらに子どもの数は減り、働き手の世代も激減してしまうのです。
もちろん、人口を増やしたり、減少ペースを抑制したりする取り組みが必要ですが、現実に向き合った対策も無視できません。
■気仙沼の減少率は県内14市で最下位
2020年から2050年の人口減少率を宮城県内の14市で比較してみると、気仙沼市がワースト1位でした。岩手県と比較すると、遠野市、釜石市、八幡平市が気仙沼の減少率を上回っています。
こうした状況だと、近隣市町で競い合うのではなく、地方都市の課題として連携して取り組みことが重要だと分かります。
■出生数の減少止まらず
住民基本台帳をもとにした人口動態の推移からは、出生数と死亡者数の開きが大きくなっていることが、人口減少の大きな原因となっていることが分かります。転出が転入を上回る「社会減」も止まらず、毎年1000人以上の人口減少となっています。
少子化は全国的な課題ですが、気仙沼市の場合は高校卒業後に若者が市外へ流出して戻らず、親世代の減少が出生数の低下を加速させている状態にあります。








