震災から8年で37センチの地盤隆起【気仙沼】

国土地理院が東日本大震災後の「地殻変動と余効変動」について、最新データを公表しました。

気仙沼の観測点(気仙沼小学校)では、太平洋沖地震で65㎝沈降しましたが、毎年3~7㎝隆起が続き、8年間で計37㎝戻りました。65㎝下がって37㎝上がりましたので、現在は震災前と比べて29㎝のマイナスとなっています。※注 発表資料では8年間の隆起が37㎝ですが、データを合計すると38㎝で計算が合っていません。

【この1年間で3㎝隆起。水準点改定から8㎝プラスに】

上下の変化だけでなく、水平方向での変化もあります。気仙沼市では東の方向へ8年間で累積561㎝も動いています。上下、水平方向の変化は地域によって異なり、隆起しているところと、沈下しているところがあのます。例えば青森沿岸の地盤は震災前よりも高くなりました。詳しいデータは下表、または国土地理院の発表資料をご覧ください。

【2017年までの隆起分は堤防高に反映】

震災後の地殻変動については、気仙沼復興レポート㉘「地盤の沈下と隆起」にまとめてあります。国土地理院は地震による沈下を反映させて水準点を2011年10月に変更しましたが、隆起が続いたことで2017年2月に再度変更しました。

この再変更分は防潮堤の高さなどに反映されたことで、気仙沼市魚町では22㎝分下げられることになりましたが、工事の段階で変更しなかったことが問題になりました。

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