まち・ひと・しごと交流プラザと内湾再生【気仙沼】

内湾地区に来年2月にオープン予定の気仙沼市まち・ひと・しごと交流プラザを紹介します。

【来年2月オープン。整備費14億円】

この交流プラザは、震災で被災した内湾地区の市観光物産センター(エースポート)に、潮見町の気仙沼中央公民館隣にあった勤労青少年ホーム(サン・パル)を合築して再建する形で整備しています。3階建てで延床面積は2403㎡。施設整備に13億7338万円、備品購入に2500万円を充てました。

新施設には、観光物産センターと勤労青少年ホームの機能のほかに、交流センターを加えます。

観光物産センターにはチャレンジショップ、観光情報コーナー、貸スタジオ、展望デッキなど、勤労青少年ホームには軽運動室と研修室、音楽室、交流センターにはワークスペースと交流サロンを設置します。

※下の図面が2階の平面図、その下は施設全体(1~3階)の平面図、その下は完成イメージ図です

【まち大学構想で対話と共創の場、ミニ体育館も】

目玉は、2階の交流サロンを活用した「□ship(スクエアシップ)」です。住民参加のまちづくりを目指す「気仙沼まち大学構想」の対話と共創の場として、現在は産業センター「海の市」2階にある施設を移転させます。人材育成などのさまざまな学びの機会を提供していきます。移住・定住支援センターの窓口も併設する予定です。

チャレンジショップは1年限定で無料で借りることができます。

軽運動室はソフトバレー、バトミントン、ミニバスケができる広さです。

このほか、1階には大島汽船の旅客船待合室、NPOが共同利用できる事務スペース、2階にはFMスタジオができます。

施設の管理と観光物産センターの運営は指定管理者に任せる予定ですが、交流センターと勤労青少年ホームは市直営とします。指定管理料は年間2400万円程度、料金収入は計480万円程度を見込んでいます。

【スローフードをテーマに新商業施設も】

2階のポートデッキからの連絡橋を通じて、隣の南町海岸商業施設「ムカエル」へ移動できます。この商業施設には飲食店やカフェがあり、11月にグランドオープンを予定しています。

まち・ひと・しごと交流プラザと商業施設は、南町海岸に宮城県が整備した防潮堤(堤防高海抜5.1m)と一体的に計画されています。防潮堤の真上にデッキがあり、それぞれの施設の2階部分から出入りできます。

この2つの施設の背後地には、南町3区商業施設として「仮称・スローストリート」(12店)と「仮称・スローフードマーケット」(5店)が計画されています。オープンの目標は2019年春です。南町海岸商業施設と合わせて、まちづくり会社の気仙沼地域開発株式会社が建設・運営します。

施設の詳細は内湾地区まちなか再生計画(資料は復興庁ホームページ)で紹介されています。八百屋に魚屋、ビアレストラン、ダンススクール、バスケットボールができるバーなどが出店する計画です。

 

【駐車場は計150台分用意】

この地区には、駐車場として仮称・スローフードマーケットで20台、まち・ひと・しごと交流プラザで29台、市営駐車場102台を計画しています。

南町には2020年4月に調理師専門学校が開校する計画があります。隣りの魚町には起伏式のフラップゲートを本体の上部1mに設置した防潮堤もあり、防潮堤問題について学べる環境も整っています。金融機関も再建を予定しています。大島への架橋完成により、2019年4月から定期船が廃止される影響が心配されますが、日本初のスローフード都市を生かして食のまちづくりが加わり、今後さらに注目されていくことでしょう。


 

 

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