震災7年で34㎝戻る【地盤隆起】

国土地理院が震災から7年の地盤隆起の観測結果を公表しました。

気仙沼市(気仙沼小学校の電子基準点)はこの1年間で5㎝隆起しました。震災によって地盤が65㎝下がったあと、7年間で34㎝隆起し、震災前と比べるとマイナス32㎝の状態となりました。

一昨年は4㎝、昨年は3㎝の隆起にとどまっていたため、落ち着いたのかなと思ったら5㎝も隆起したことに驚いています。

【水準点変更後も隆起続く】

堤防とか道路の高さを決めるときの水準点は、震災直後の地盤沈下に合わせて変更しました(詳しくは気仙沼復興レポート㉘)。しかし、その後の隆起を受けて、岸壁の利用などに影響したため、震災から6年の2017年2月に変更しなおしました。

このまま隆起が続けば、タイミングを見て変更される可能性があります。

【震災前よりも地盤が高くなる予測も】

国土地理院は今後の予測を公表していませんが、今年1月24日の気仙沼市防災フォーラムで、東北大学災害科学国際研究所の日野亮太教授が「2011年東北沖地震に伴って観測された地殻変動とその意味」と題して講演。地盤隆起は今後も続き、震災前よりも高くなる可能性を指摘しました。そのときに示された予測では、約90㎝沈下した女川では震災から15年ほどで震災前に戻り、その後の15年ほどでさらに20㎝ほど隆起するデータが示されました。

※下表は国土地理院が発表した変動量一覧です

 

 

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*