ダイシン~曙橋の都市計画道路の整備計画

ダイシン気仙沼店前の交差点から曙橋を経て朝日町方面へ向かう都市計画道路「潮見町赤岩五駄鱈線(内の脇老松線)」の整備計画を、平成25年4月の説明会資料をもとにあらためて紹介します。

【全線を幅員20mに拡幅。避難機能も】

水産物の輸送に欠かせず、東日本大震災で渋滞した区間でもあり、延長1570mを復興予算で拡幅する計画です。現在は12~18mの幅員を全線20mに広げ、曙橋は上流に架け替えます。

当初は4車線化を目指しましたが、国との協議で2車線のままとし、車道と歩道の間に幅2.5mの停車帯を整備します。災害時にはこの停車帯を使って避難をスムーズにします。橋の架け替えもあり、説明会時点で約49億円の事業費を想定していましたが、現在は約64億円に膨らんでいます。

【ダイシン横のルートを変更。曙橋は架け替え。総事業費64億円】

もともと南気仙沼側はT字路でしたが、魚市場へ向かって直線のルートへ変更します。主要地方道気仙沼唐桑線との交差点は現在地のままですが、ダイシンの横を通っていたルートを直線に改良します。現在、建設中の民家は、新しいルート上にある民家を移転するためです。

移転補償とともにすでに曙橋の工事などが進んでおり、全体の工事の進捗率は21%(今年7月時点)です。完成は平成33年3月の予定です。
※下記の一覧表は今年7月の市議会東日本大震災調査特別委員会に示された各道路の整備状況です。

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