新年の抱負と「気仙沼の配偶関係」

明けましておめでとうございます。本日からホームページの更新を再開します。

今年4月には市議会議員になって3年が経過します。「4年の任期に全力で挑む」と約束しており、この1年は仕上げに向けてとても大切な1年になります。

新年の抱負は「NOと言える議員」です。昨年までは新人としておとなしくしていたつもりですが、今年からは自分のカラーを遠慮なく出していこうと思います。

【新テーマに婚活支援】

今年は婚活支援を真剣に考えます。人口減少と少子高齢化を原因とした事業所の人手不足、小・中学校の統廃合、福祉施設不足などが気仙沼市の大きな課題になっています。その対策を考えてきましたが、やはり婚活支援が必要だと思いました。

いままでも様々なデータを公表してきましたが、新年最初のデータは「気仙沼市民の配偶関係」です。2015年10月の国勢調査で分かった15歳以上の市民5万7973人が既婚か未婚かを年代ごとに知ることができます。

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【35~39歳の3人に1人が独身】

新聞記事などでは未婚率ばかり取り上げられますが、これは一度も結婚したことがない人の割合です。有配偶(既婚者)と未婚者のほかに、配偶者はいたけれど死別した人、離別した人は別カウントになっています。

例えば、35~39歳の女性1610人の未婚率は24.4%(392人)ですが、離別した人も9.7%(155人)います。3人に1人が独身者なのです。

この配偶関係のデータからは高齢者福祉の問題も浮かび上がります。女性よりも男性の平均寿命が短いため、配偶者と死別した女性の割合は75~79歳で42.8%、80~84歳で60.4%、85歳以上だと80.6%になります。単身の高齢女性のためのコミュニティの場づくり、社会参加などが大切になってきます。

【上昇を続ける未婚率。離婚率も】

最新の国勢調査だけでは傾向が読み取れませんので、2000年からの未婚率の推移をまとめてみました。データは旧唐桑町、旧本吉町を含んでいます。

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15年前と比較すると、男性は50代、女性は40~50代で未婚率が2倍以上になっています。

未婚率は世代ごとに異なる推移を見せています。2000年の20~24歳は2005年の25~29歳で、一覧表を着色と合わせて斜め下に読み取ってみてください。2015年のデータだけ見ると年代が上がるごとに未婚率は減少していますが、2005年の45~49歳女性が2010年の50~54歳、2015年の55~59歳になっても未婚率は7.2%のまま変動していません。

もう少し具体的に説明します。私と同じ1971~1975年生まれの女性は1891人いますが、29歳までにおおむね50%が結婚しました。34歳まで約70%が結婚しましたが、そこから動きが緩やかになります。一方で、この年代は40代までに10人に1人が離婚しています。男性の3人に1人は40代になっても未婚です。

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結婚は個人の自由ですし、35~50代女性の離婚率がこの15年で倍増に近い動きを見せている中で結婚が幸せだと言い切れない場合もあります。ここで問題にしたいのは、社会環境の変化によって男女の出会いが少なくなり、結婚したいと思っても出会いがないと状態になっていることです。男女の出会いだけでなく、若者同士が出会う機会も減っているそうです。出会いのきっかけづくりに向けて具体的に動くとともに、社会で応援する仕組みも考えたいです。

前述した通り、未婚率は世代によってまったく異なります。わずか15年間の比較でもハッキリと傾向が表れており、時代の変化を理解して対応することが重要です。

※今年も気仙沼から情報を発信します。現実に向き合いながら、気仙沼の未来を考えていくためです。ご意見を歓迎します。

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