面瀬川の堤防が「高いな」と思ったら…

気仙沼市の面瀬川で堤防工事が進められています。

すでに盛り土が終わった場所もあるのですが、どうも海抜7.2mの堤防高より高く見えるのです。気になって気仙沼土木事務所に確認したら、2m高く盛っていることが分かりました。

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■沈下促進へ2㍍高く盛り土

理由は、余分に土を盛ることで、沈下を促進させるためです。最終的には海抜7.2mまで余分な土は削ります。工事説明会の資料を見ると、ちゃんとそのことが書いてありました。盛り土してから、170日間は沈下を観測することになっています。

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■完成は29年3月

今後は川に矢板を打ちこみ、堤防付近の水を抜いてから、護岸の取り壊しと再構築に入ります。最後は土の表面にコンクリートブロックを据え付けて完成です。工事は河口と上流に分けて発注していて、総額は約77億円です。河口区域の工事スケジュールは下表の通り。上流区域を含めて平成29年3月の完成を予定しています。

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