市議会9月定例会スタート

気仙沼市議会9月定例会が、4日にスタートしました。26年度の決算審査が中心ですが、補正予算、災害公営住宅の契約案件もあります。一般質問は17日午後1時からの登壇見込みです。

議案は40件で、気仙沼・本吉地域広域行政事務組合の取り崩しに向けた権利放棄、気仙沼駅前、長磯前林、大谷、山谷、切通に建設する災害公営住宅を取得するための契約案件などです。

一般会計の追加予算33億円は、26年度の決算余剰金の処理が主体で、新しいのは内湾地区での「官民連携街なか拠点調査事業」2000万円、唐桑体育館の耐震化1830万円などです。具体内容は後日報告します。

■一般質問は「公共施設の管理計画」に注力

当選後5回目の一般質問では、以前に質問していた震災検証や復興情報のその後の取り組みを確認し、神山川への市民憩いの場の整備、公共施設総合管理計画の策定を取り上げる方向で準備しています。

特に力を入れたいのは、公共施設管理計画です。復興予算によってさまざまな公共施設が整備されますが、維持管理費や地区バランス、機能分担などについて十分に整理されていないことを危惧しているからです。縦割り行政も原因となっているため、市としての大きな方針を策定するとともに、維持管理費用の将来推計などの基礎データを明らかにし、身の丈に合った公共施設整備に努めるためです。

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