庁舎建設基金に1億円【2月定例会情報】

気仙沼市議会の2月定例会が、13日にスタートします。新年度予算の審議をはじめ、市長の施政方針に対する各会派の代表質問もあります。先日発表された議案から、市の方針が読み取れます。

まだ説明を受けていないので、真意は分かりませんが、議案書をパラパラめくって一番驚いたのは市役所の庁舎建設基金積立金です。市町合併で検討することにしていたものの、あまり優先度が高くなく、今まででトータル5千万円程度しか積み立てられていませんでした。それが、26年度補正予算で1億円も積み立てるというのですから驚きです。

次に気になったのは、27年度予算の財源不足です。非常用の貯金ともいえる「財政調整基金」を当初予算で23億円も取り崩してしまうのです。昨年9月に公表したばかりの財政シミュレーションでは、27年度で9億円を使う見通しを示していましたから、ずいぶん多く感じられます。

財政調整基金の残額は約100億円。国が丸々負担する復興事業で予算は潤沢に見えるかもしれませんが、市の財政は赤字状態にあります。財政シミュレーションでは、財政調整基金が31年度で底をつく見通しを示していました。説明を聞かないと正確にはわかりませんが、どのようなビジョンを持っているのか確認しなければなりません。

27年度の一般会計当初予算は1045億円で、前年度当初より約1割増えました。しかし、事業のほとんどはこれまで計画されていた復旧・復興事業です。詳しい内容は、13日に配布される予算書を見てから報告します。6日に発表された議案概要はこちらです。→提出議案

なお、今回は私の一般質問ができなくなりました。

会派を通して希望したのですが、議会運営委員会が決めた一般質問の会期は1日だけ。会派代表質問があるときは、会派に所属する議員は一般質問しないことが慣例になっており、今回は無会派の人たちだけが一般質問を行います。無理に通告することはできるのですが、会期変更などで混乱するため、今回はあきらめざるを得ませんでした。

代表質問といっても90分だけです。極端に言えば、会派の人数が10人でも3人でも同じです。一方、無会派なら毎回60分の一般質問を行うことができます。無会派の議員が増えている理由でもあります。

新年度に向け、定員いっぱいの保育所の未満児対策、幹部職員が大量に定年退職することへの対策、災害公営住宅の管理体制、急増する公園の総合的な利活用計画づくりなど、このタイミングで当局に質問したいことがたくさんあったので残念です。一応、代表質問の中に入れてもらったり、予算審査で質疑したりはできるのですが、事前に質問を通告して答弁を引き出し、問題意識を持って自分で再質問できる一般質問のようにはいきません。

議員定数を減らし、少数精鋭の議会にしていくなら、一般質問を制限するような慣例を変えていかなければなりません。

1 Comment

  1. 素人感情としてはいつになることやらわからない新市庁舎建設基金積立金なんかひとまず取り崩して災害公営住宅建設の促進にあててほしいような…まして1億積み増すことを補正でやるのも合点がいかないような…

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