謎のドームに潜入!

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陸前高田市の国道45号沿いにあるドーム型ハウス「グランパファーム陸前高田」を見学してきました。車で通るたびに気になっていた施設ですが、中では驚くほど効率的に野菜づくりが行われていました。

この施設は津波で浸水した農地に、24年8月に完成しました。除塩の必要がなく、造成さえすれば2週間でドームが建てられ、1カ月で電気・空調設備も揃うそうです。陸前高田にはドーム12棟があり、サニーレタスなどを1日当たり320㎏ほど出荷しています。太陽光と地下水を利用した、最先端システムの野菜工場です。横浜に本社がある「グランパ」が、農水省と経産省の補助を受けて整備しました。

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気圧で管理しているエアドームの中には柱がなく、広々としていて明るいことに驚きました。出入口で靴をはきかえ、エアシャワーも浴びます。土を使わない水耕栽培なので、まるで食品工場のようでした。温度や湿度、養液のpHなどはコンピューターで管理しています。

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栽培水槽はドームに合わせた円形で、ゆっくり回転しています。中心に高さ3㎝ほどの苗を置くと、生長しながら少しずつ外へ向かって移動していきます。30日ほどかけて一番外側に来ると収穫されます。つまり、椅子に座っていれば、目の前に成長したレタスが来るということになります。直径20mの水槽で常時1万5千株を育てています。水耕栽培というと縦型に並べた水槽をイメージしていましたが、円形でこんなに用地を有効活用できるとはビックリです。農家のイメージも一変しました。

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露地栽培(外の畑での栽培)に対し、ハウス栽培の勝負は野菜が不足する冬場です。夏場に比べると価格は2倍になることもあります。レタスは飲食チェーンのほか、スーパー「マイヤ」、イオングループでも販売しているそうです。
以上、気仙沼市議会産業経済常任委員会の視察報告でした。課題は安定した販路ですが、気仙沼の被災農地にも活用できそうなアイデアがいっぱいでした。

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