6月の出生数から考える人口問題

気仙沼市の6月末現在の人口が発表されました。

人口は6万7065人で前月比で65人減った一方、世帯数は12世帯増えて2万6175世帯でした。地区別の人口は松岩、面瀬、唐桑、階上で増加し、大島と小原木は増減なしでしたが、あとは軒並み減少しました。

6月は28人が生まれて77人が亡くなったので49人の「自然減」、79人が転入して95人が転出したので16人の「社会減」、トータルで65人の減少という結果でした。

■6月の出生数は5月の倍だけど…

出生数は過去最低だった5月の14人の2倍となりましたが、前年6月に比べると2人少なくなりました。今年1~6月半年間の出生数は158人で、前年同期と比べて1割近い16人の減となっています。このままのペースで進むと年間で351人になる計算です。

27年度気仙沼市の出生数(月別)

■人口減少率は半年間で-0.9%

人口は半年で592人(0.9%)減少しました。26年1~6月の減少率も同じ0.9%でしたので、減少のペースは変わっていません。

気仙沼でも地方創生の議論が本格化し、子育て支援、移住促進策などのアイデアが浮上しています。これから将来の人口目標を設定しますが、当然、減り続けることを前提とした計画にはできないということになりそうです。しかし、現実は減少を止めることは困難で、いかに減少のペースを抑えるか、あるいは人口規模にあった地域づくりに転換していくかがポイントになります。

■地方創生はどこに力を入れるのか

人口全体で考えると目標設定は難しくなりますが、300人台で推移している出生数の場合、分母が小さい分、政策の効果があらわれやすくなります。人口の1割増は6700人ですが、出生数ならわずか30人です。的を絞った政策も必要です。

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