市議会9月定例会の見どころ

気仙沼市議会の9月定例会が、12日に始まります。その1週間前のきょう5日は、提出議案の概要が説明されました。市民の皆さんに関心を持ってもらえるように、その内容と注目点をお知らせします。
定例会は年に4回あり、9月のメーンは25年度決算の審査です。その内容は開会日に配布されますので、本日は他の提出議案と補正予算の内容を説明します。なお、会期は10月1日までの予定です。
補正予算35億円の主な事業_001提出議案は35件で、注目したいのは過疎地域自立促進計画の認定、三つの児童遊園を廃止するための条例改正、市営住宅の管理代行を可能とするための条例改正です。特に児童遊園は、松岩の中瀬(松岩の八幡神社前)、津谷の舘岡と大谷を今年度末で廃止するという内容です。中瀬と舘岡は利用者が少なく、大谷は津波で浸水したという理由ですが、仮設住宅建設などによって子供たちの遊ぶ公園が少なくなる中、本当に廃止していいのか、跡地はどうするかなど議論する必要があります。こういう議案は所管の常任委員に付託されて審議することになるので、委員会に付託する18日の本会議で質疑しなければなりません。水梨保育所と落合保育所(休所中)を今年度末で廃止する議案、土地区画整理の契約額増額なども提案されます。
全員で30日に審査する一般会計補正予算は、35億円を追加して2141億円とする提案です。主な事業は一覧表にまとめましたが、松岩の都市下水路復旧、造船団地・燃油施設の調査費追加なども計上されます。なお、25、26、29日に行われる一般質問は12人が予定し、私も手を挙げました。いまのところ12項目の候補があるので、16日まで3項目程度に絞り込んでいきます。

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